ただの日記

ホーチミンで暮らす人の毎日です

安いネイルのお店、ベンタン市場周辺、人文大学、ベトナム人の自己肯定感

・安いネイルのお店

ベトナムのネイルは日本に比べればどこも安いと思う。そこらじゅうにあるし、予約なしで行けるし、めちゃくちゃ気軽に利用できる。前に住んでた時によく行ってたネイル屋さんに行くと、なぜかより安くなってる?ような気がした。

3 Truong DinhにあるJENNG というお店。おそらく韓国系ベトナム人のお姉さんがオーナー。ちなみにすぐ近くにFame Nailというガイドブックに載ってる感じの有名店がある。

普通の単色ポリッシュネイルは両手10万ドン(500円)。デザインや飾り?が入るとそれに応じて8万ドンとか加算される。ジェルネイルだと42万ドン(2100円)。しかもただで貰えるメンバーカードを出すと20%オフになる。安い。安すぎる。

コーヒー飲む?と聞かれてイエスと答えると、多分近くでコーヒー屋さんやってるおじさんがカフェスダ(ベトナムコーヒー)を持ってきてくれた。

肝心なネイルの完成度については、正直なところ完全に担当してくれた人によるというガチャ状態(多分これはどこも同じ)、ファシリティーもピカピカという感じじゃない。でも私としては、日本の敷居の高いネイルサロンよりも通いたくなるお店なのです。

 

飲みきれなかったカフェスダを持って店を出ると、案の定二軒隣くらいにコーヒー出す店があって、軒先にさっきのおじさんが座っていて、こちらを見て微笑んでくれた。

 

・ベンタン市場周辺

そのネイル屋さんはベンタン市場の近くなので、今市場がどんな感じなのか少し見てみることにした。といっても市場の中は熱気でムンムンしてるので、さっと通り過ぎるだけにした。3年前に比べると、売ってるものが変わってたり、相変わらずだったりで多少学びがある。女児向けの小物が以前より目立つような気がした。サンダルなどは相変わらずだけど、25万ドン(1250円)とか書いてあったりして、高いなぁと思った。が、今円換算で書くと、まぁそんなもんかと思い直した。でもクソださかった。

ベンタン市場は大きな通りに面した衣類やドライフルーツ、お茶・コーヒーなどはかなり割高だと思う。外国人価格もめちゃくちゃ設定されるので値引き交渉ありきで行くべし。(Fixed Priceのところもあるので、気をつける)でも中の方の日用品売り場とか、生鮮食品とかは使えるところもあると思う。

今日は買い物はせずに表に出ると、マンゴスチンをバイクで売りに来ている人が数人。人の良さそうなおばちゃんを選んで近づくと一個食べさせてくれた。おいしい。「なんぼですか」とベトナム語で聞くとすごく喜んでくれた。1kg5万ドン(250円)という。私にとっては最安ラインである。アンナムの半額くらいだろうか。「ベンタン市場の中はめっちゃ高いから買えたもんちゃうで」と言っていたが、マンゴスチンの値段は確認しなかったので真偽の程はわからない。ベンタン市場でも安い時はあると思う。

 

ホーチミン人文社会科学大学

再来週から私がベトナム語を習いなおす大学に、授業料を支払いに馳せ参じた。実に6年ぶりくらいの人文大学である。外国人向けベトナム語のオフィスは場所が変わってなかったので安心した。だいぶ奥まった所にあるオフィス、6年前はどうやって見つけたのか記憶にない。一人でよくやったと思う。

そのオフィスの近くに学食がある。学食や社食はよく「can tin」とベトナム語で記される。ここも前はcan tin と書いてあったはずなんだけど、看板が新しくなってて「CAFE VAN KHOA」つまり「文化カフェ」とかいう名前になっていた…

 

・USB TypeCケーブル

スマホの充電ケーブルの接触が悪くなったのでケーブルを買いに行った。支払い後に英語で「電話番号と名前を教えてくれ」と言われたので、「なんで教えなあかんねん?」という意味で「telephone number?」と言うと、ベトナム語で「あ、ごめん、姉さんベトナム人?」と聞かれた。違う、英語がわからなかったわけではない。

でもそういえば友達が、「電話番号教えといたら、買ったものに不具合があった時に購買履歴を調べてくれて無料で交換してくれた」というような話をしていたことを思い出して、何も言わずに電話番号と名前を書いた。

 

ベトナム人の自己肯定感

タクシーなどベトナム人の運転する車に乗っていると、皆めちゃくちゃマイペースである。急ぐ人は車列など気にせずにどんどん抜かす、ゆっくりの人は後ろからどれだけクラクションを鳴らされてもペースを変えようとはしない(クラクション自体が常にそこここで鳴りまくっているという状況ではある)。周りからどう思われているかとか、焦りなどというものを彼らからは感じない。

これを自己肯定感と言っていいのかはわからないが、日本人が気にする「他人にどう見られているか」ということから解き放たれている彼らの態度をたまに羨ましいと思う。